高校に入って早四ヶ月足らず。
あっという間に一学期も終わり、いつの間にか夏休みです。
陽の光は身近になりつつも例年より長引いている梅雨の群雲により隠れておりますが、本日は一日気持ちいいほどに快晴でした。
しかし明日からはまた雨がたっぷり降るそうですね。そろそろ夏の陽射しを感じたいと思いますが、そうなればやはり「暑い暑い」と文句を垂れてしまいます。
人間とは勝手な生き物ですね。
さて、前回の日記で19日にあった素晴らしいイベントについて書くと言っていたので、書こうと思います。
いや、昨日も今日も何もなかったのではないのですが、―――昨日は家庭科の実習大会の準備がありましたし、今日は大学のオープンキャンパスに行ってきました―――それ以上に19日はネタが多かったのでそっちの方が書き易そうなのです。
その日はテストの最終日でした。
やっとこさテストが終わり、その後は楽しい楽しい委員会の大反省会。いや、大反省会とは名ばかりの打ち上げです。
スケジュールを言うと、始めに中華料理店にて昼食。次にカラオケへ。最後は先輩の実家が寿司屋だったのでそこで夕食を、というスケジュールでした。
しかし、筆者は健康診断があったので、診断が終わった後から参加だったので、カラオケからの参加でした。よって、昼食は個人で準備でした。
朝早くから母親にオニギリを3つ作ってもらい、学校に持って行きました。
まぁ健康診断は呆気なく終わったので、問題はナッシングだと思います。
カラオケボックスまでの道程がわからなかったので、先輩と二人乗りして(交番やパトカーの横を悠々と通り過ぎていきましたが、咎められませんでした。警察官の方々、すいませんでした)、先に行かれていた方々と合流するため昼食会場へと自転車で駆けつけると、ちょうど昼食が終了して出て来るところでした。
これは運命のお導きです。やはり神は日頃善きことをしている人へと微笑むのです。
すいません。奇妙なことを申しました。決して筆者は宗教家ではございません。そういう活動は玄関先でされるか電話が掛かってきたりするのだけで充分ですね。
さて、カラオケボックスに入ると結構な大人数だったので、大部屋一つと小部屋一つの計二つの部屋に入りました。
筆者は最初は小部屋のほうに入りました。
小部屋なので歌う順番が廻ってくるのが早い。
一番最初に『navy&ivory』の『最愛』を歌いました。あんまり有名ではないので、小部屋にいた他の3人は全くご存知ありませんでした。
しかし歌い終わった時に同じ部屋にいた先輩が、「これは彼女に歌ってあげたら彼女が泣くで~」と意味ありげにこっちをニヤニヤしながらのたまわはりました。
筆者に彼女がいるのかどうかは風の中です。
その後もう一曲歌って、大部屋のほうにいたよく歌う人と部屋を交代して、大部屋の方で呆っとしていると、「さぁ、九尾狐君。歌いなさい」と勧められたので、「いや、もう向こうで歌ったので…」と断ると、「こっちでは一曲も歌ってないやろ?歌いなさい」と脅されて、曲を入力すると17曲待ち。
じ…17曲!? 約一時間待ち!?
何ですかこの予約の多さは。まぁそんなに歌いたかったわけではないのでいいんですけどね。
んで、順番が廻ってくるまで待っていると、普段の生活態度を見ていると決してカラオケなんかで歌いそうもない人たちがバンバンと歌いまくる。
たぶんみんな、あの時は螺旋が数本外れていたんでしょうね。だって、すっごい渋い歌―――『コンドルは飛んでいく』とか『オペラ座の怪人』とか―――を歌っていると思えば(カラオケにそんな曲あるんですね。『オペラ座』はともかく『コンドル』って…)、アンパンマンの歌を歌いだしますし。。
大体マイクを持っていない人たちでも歌える曲はマイク無しで大合唱。
おかげで静かで厳かな曲も合唱コンクールで歌われているかのように錯覚してしまいました。
まぁそんなこんなで楽しすぎるカラオケ大会でした。因みに次の日は咽喉がガラガラでした。。
さて、大カラオケ大会が終わって最後に残ったのは、そう。晩餐会。
美味しい美味しいお寿司。
しかもその先輩の家というのが寿司屋なのですが、本来なら休みの所を無理に開けて頂いたので貸し切り状態!!
まぁ高校生が総勢20人ではしゃいだら他の一般客に大きな迷惑でしょうけど、それでもわざわざ休みの日に料理をして頂き有難うございました。更に補足すると値段は1500円でしたが、超豪華なお寿司―――これだけで1500円を越えてしまいそう―――に加えて唐揚げだの春巻きだのサイドメニューが大量に…。
味も大変素晴らしい。もう感動のあまり涙が出そうです。夕食の他にも幾つか嬉しいことがあり、涙が出そうになっていたのですがそれはここでは言うまい。
さて、宴も酣。そろそろエピローグが奏でられ始めました。
楽しかった打ち上げも終局が近づいてきます。最後に全員で記念撮影をし、どのようにして帰るのかを相談して…。
これにて今年度某委員会打ち上げは完結です。
楽しかった一日も、儚き泡沫の夢として消えてゆきました。今度は来年になります。
さて、来年はどんな曲が奏でられるのでしょうか。それは来年にならないとわかりません。未来を知る者などこの世には存在しませんから…。
明日は鬱陶しくなってきた髪の毛をバッサリと斬りに行きたいと思います。学校に行ったときのみんなの反応が楽しみです。
さて、長文になってしまいましたが、これにて本日の所は終わりたいと思います。有難うございました。