無常
2009年 03月 04日
皆さん、こんばんは。あなただけの九尾狐です。
時が流れるのは残酷なまでに速いもので、もう自分たちも卒業だという。
つい最近まで、自分たちが高校を卒業するなんて夢にも思い描いていなかったのに、突然身にひしひしと"卒業"の二文字が堪えるようになった。
泣いて、悩んで、苦しみ、もがき、笑った。
あの日の写真を見ては思い出す。
ふとした瞬間に思い出す。
走り抜けた季節を思い出したくなる。
…風のように駆け抜け、眩しいくらいに輝いて、胸がふるえた高校生活だった。
文化祭も体育祭も定期試験も、そして何気ない一日も、かけがえのないものだった。
みんなと出会い、僕の心は変わった。
感動も、笑顔も、みんなの贈り物だった。
だからこそ、これまでみたいにみんなと笑いあうことのできない今、寂しくて仕方がない。
みんなのことを大事に思っていなければ、あんなに泣いたりはしなかった。
この心はどうすればいいんですか?
どうすれば、この心細さから解放されますか?
苦しいよ。本当に。
みんなに会いたい。いつもみたいに一緒に過ごしたいよ。
でも、そんなことも言ってられないんだ。
頑張って、立ち上がらなきゃいけないんだね。
だけど、そうやって思えるようになるまではまだまだ時間はかかりそうだから、もう少しみんなに甘えさせて下さい。
振り向くたびに、あの日々は遠ざかっていくけど、それでも一生消えることはない想い出を胸に抱かせて下さい。
昨日、数えきれないぐらいの"サヨナラ"を、窓の外に流した。
もう、ああして同じ教室にみんなで集まって授業を受けたり話したりするなんて、今まで当たり前にやってきたことがなくなるんだと思うと、自然と涙があふれてきた。
昨日一日でどれだけ泣いたかわからない。
でも、絶対に忘れない。僕らの光が走り抜けたあの日を。
あの楽しかった日は決して、夢でも幻でもないから…。
望まない"お別れ"じゃない。またみんなに会いに行くよ!!
同窓会開くから、みんな、絶対に集まれよ!!
俺はこれからも熱い男のままでいるぜ!!
さぁ、ここから始まる旅路が もう始まってる。
この未来はみんなが僕にくれた未来です。
大切に歩んでいかないといけません。
いつか、踏み外しそうになるかもしれないけど、その時は助けてね。
同期のみんな。
3年間、みんなと一緒に日々を送っていくことができて、僕は幸せでした。
やっぱり、どれだけ感謝してもし尽せません。
みんながくれた感動・感激は、一生忘れません。
先輩方や後輩の皆さん。
僕は限りなく無力でした。
皆さんの支えなくして、何もできませんでした。
色々な面で支えてくれ、共に歩んでくれたことに、感謝です。
先生方。
お世話をしていただいたのに、返せるものが何もない自分に苛立っています。
ワンパターンですが、感謝です。
誇れるものなんて殆ど持っていない僕に、たった一つ自慢できるものはみんなです。
最初から最後まで感謝しっぱなしですが、やっぱり最後も感謝の言葉を述べたいと思います。
3年間、本当にありがとうございました!!
これからもよろしくお願いします。
――――――――――心からの愛を添えて。
☆彡
by kyubi-grakai
| 2009-03-04 17:56
| 心の詩