移転しました。これまで当ブログ"歌詠み狐の徒然日記"のご愛顧、ありがとうございました。


by kyubi-grakai
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己の青春譜


 己の青春符


 最近、今まで全く疑問に思ったり、後悔したりなんかしなかったことに対して、一石を投じて、塞ぎこんでいる自分がいることに気付いてね。

 “自分の青春、これでいいんだろうか?”って。

 そういうのも、今年の夏休み、クラブも引退して、時間に余裕ができたことで―――まぁ、勉強しなければならないということはおいといて―――、自分の道程を見つめなおすいい機会を手に入れたからだと思うんだけど。

 動機はさておき、”青春”に忘れ物をしたっていう気はないけど、時々、これでいいのかなーって、ふと疑問に思っちゃうんだよね。

 極端な話、中学時代には、例えば、友達と夜空を見に行ったり、夜中に学校に侵入して怒られたり、芝生に寝っ転がって夢を語らったり、そんなことが、高校に入ったら、何もしなくても日常茶飯事になるもんなんだって、勝手に思い込んでたんだ。

 でも、現実はそんなマンガやアニメやドラマや小説で描かれるような夢物語とは遠くかけ離れたもので、さっき言ったみたいなことなんて全然なくてさ。

 甘かったり、危険だったりするロマンスなんかも殆どないし。

 ただ、ここで、じゃあそんなことがしたいの? って訊かれたら、うーんって考えこんじゃうし、何がやりたいの? って訊かれても、うーんって唸っちゃうから、困ったもんなんだけどさ。

 でも、やり残したことっていうのかな。そういう、何か燻ってるもんは、やっぱり残ってるんだよね。

 今さらだけど、もっと、色んなことに対して全力で取り組んでたらな…ってね。


 それでもさ、そんな中でも、とんでもなくつまらないこと―――例えば成績ちょっと上がっただの、他人の色恋沙汰だの―――なんかでも思いっきり笑って、とんでもなくどうでもいいこと―――例えば些細な喧嘩だの、ちょっと他の人にやさしくしてもらっただの―――なんかでも精一杯泣いて、そんな単純なことだけで、”青春”なんだなー、って思っちゃう自分もいるんだよね。

 文化祭の準備とか、体育祭の準備とか、修学旅行の計画なんかをしていたら、この上なく胸をときめかせちゃってたりしてさ。

 だから余計に、もう何が何だか、わけがわからなくなっちゃうんだよね。


 そもそも、理想の”青春”ってあるのかな? そんな、正解答みたいなもんがどこかに落ちてたり、埋まってたり、するのかな?

 そんなもん、あってたまるかって、心の奥底で叫んでる、己がいるんだけどなぁ。

 一体、己はどんな”青春”を求めてるんだろ?



 それで、まぁ、今思っていることなんだけど、幾つかあってね。

 1つには、自分が心から納得のいく”青春”を送っている人って、どれぐらいいるんだろうって。

 己が、あいつの”青春”は羨ましいなぁって思っている相手も、こんな風にフラストレーションを抱いたりするのかなぁって、考えちゃうんだよね。


 次に、”青春”っていうのは、1回しかなくて、決して取り戻せないのが、悲しいなぁって。

 人間、失敗を経験して、その失敗を乗り越えるために試行錯誤して、成功に結びつけて、大団円を迎えるっていうのが理想とされる生き方なんだけど、”青春”、特に”中学生活”、”高校生活”、”大学生活”なんてのは、基本的に1回しか経験できないから、どんなに事後反省しても、それを生かしてもう1回っていうわけにはいかなくって、なんていうか、悔しいなぁ、辛いなぁ、って、思っちゃってね。


 もう1つは、後輩たちに、自分が抱いているのと同じように後悔するような”青春”を、過ごしてほしくないなぁって。

 だから、せめてこの文章を読んだ後輩たちだけでも、納得のいく”青春”を送ってほしいんだ。

 何かが起こる―――例えば、さっき挙げた例だけど、友達と夜空を見に行ったりだとか、夜中に学校に侵入して怒られたりだとか、芝生に寝っ転がって夢を語らったりだとか―――のを待っているんじゃなくって、そういうことを期待するんだったら、自分から積極的に行動してほしいと思うんだ。

 己みたいに、高校3年生が半分終わったような時に、こんなことを感じていたら、出来ることが限られちゃうからね。

 もし仮に、この時期になってから、陸上部に入って、仲間と助け合いながら、高校生最速スプリンターになるんだって思い立っても、殆ど不可能だからさ。

 ま、これは極端な例だとしても、他にも沢山、出来なくなることっていうのはあるだろうから、今の間に、たとえどんなに大きな決断で、周りを戸惑わせることになったとしても、やりたいと思うことをやってほしいなぁって、思うんだよね。

 青春を、思う存分に満喫してほしいなぁって、思うんだよね。



 でも、そんな己もまだ、諦めてないよ。

 残された時間はそんなに長くないし、高校生をもう1度やりなおすっていうわけにもいかない。

 そのことへの後悔は、実を言うと、とんでもなく大きいんだけどね。

 普段は、あんなに、「自分がその時その時にやりたいことをやっていれば、後悔なんてしないはず」だとか、都合のいいことを言ってたけど、やっぱり、心のどこかで何かを後悔してる自分がいたんだなぁって、はっきりと思い知ったのさ。

 でも、後悔っていうのは、それだけじゃ意味がないものだっていうことも、わかってるつもり。

 だから、少なくとも、今自分に出来ることをしなくちゃっていう風に、決意したんだ。

 これを書いたのは、その第一歩かな。

 やっぱり、何かを始めようとすると、”ワクワク”するね。

 こればっかりは、何度味わってもいいものだと思うね。

 具体的に、次は何しようか、とかはまだ全然決まってないけど、でも、折角、神様がプレゼントしてくれた、命、人生。

 後悔と共に、終わらせたくないから。


 それじゃあ、みんな。

 もう少し、この茶番劇に付き合ってもらいたいんだけど、いいかな。

 もう少し、お世話になるね。



 ☆彡
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by kyubi-grakai | 2008-08-31 21:55 | 心の詩