移転しました。これまで当ブログ"歌詠み狐の徒然日記"のご愛顧、ありがとうございました。


by kyubi-grakai
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送駿風


 皆さん、こんばんは。あなただけの九尾狐です。


 本日、めでたく3年生が高校を卒業されました。

 ということは、自分たちの卒業がもう1年後だということです。信じられません。

 まぁそれはさておくとして、そういう経緯があるので、今日は先輩方を回想するという形式にしたいと思います。

 語彙の少なさと、ちょっとばかし動転している心境もあり、自家撞着に陥った支離滅裂な文章になるかとは思いますが、お付き合いくださいませ。



 入学早々、右も左もわからず、まさに右往左往していた僕にノウハウを教え込んでくれたのは、言うまでもなく様々な先輩でした。

 クラブや文中など、本当にいろいろな場面でお世話になりました。

 また、そういった実用の面においてのみならず、『遊び』に導いてくれたのも、先輩でした。

 誰しもが特有の性格を持ち、少し個性的な先輩たちでしたが、面倒見がよく、感謝してもしきれないほど多くのことをしてもらいました。


 僕は別に宗教家であったり、ややこしいことを考えたりするような族ではないと自称しているのですが、ある信念のようなものを持っています。

 それは、『人と人との出会いは縁である』というものです。

 人と人との出会いというのはまっこと不思議なもので、突き詰めて考えていくと、結局は運命だとか縁だとかでしかないんじゃないかという結論に達してしまうものです。

 だから、出会ってもあまり親しくならなければそれは縁がないということでしょうし、親しくなったらそれは縁が合った―――ここでは敢えてこう表記する―――ということなのでしょう。

 つまり、僕が今思い浮かべている大好きな先輩たちと僕とは縁が合ったということになるのでしょう。

 縁があるということは、この先どこかでそれが交わっているかもしれないということで、換言すると、縁があれば必ずまた会えるということです。縁とはそういうものだと、勝手に僕は定義しています。


 閑話休題。

 僕は去年の今頃、奇妙な確信をもって、"先輩たちがいて、自分たちがいる"ということがずっと続くと思い込んでいました。

 そして今日になって、そんなことはないんだということに気付きました。いなくなっちゃうんだなぁ…ってことに。

 それと併せて、もう1つ思ったことがあります。

 先輩たちを見ていて思いました。

 卒業は、別れるんじゃなくて進むんだということを。

 叶えたい夢ができたり、現実を知って強くなったり、守りたいものができたり…。みんな、そうやって自分の道を見つけていく、そうやって成長していくんです。

 変わらないものなんて、きっとないのでしょう。


 先述のように、先輩方には感謝の念が絶えません。

 今の僕があるのは、先輩方に擁護され、だんだんと荒波を経験するように仕向けられ、自力で立つことができるように育ててもらったからです。

 これはどれだけ感謝してもし尽せないでしょう。

 だから、せめてもの報いと言ってはなんですが、先輩方と、自分自身とに、いくつかの約束をしようと思います。

 1つは再会の約束です。

 それは、"必ずまた会う"という約束ではありません。そんな約束はできないからです。だから、僕はこう約束したいと思います。"また会うために努力する"と。

 縁があれば、こんな約束はしなくてもいいのかもしれませんが、縁を作り出そうとすることはしてもいいんじゃないかなぁと思います。

 ある詩人の言葉にこんなものがあります。

 "(前略)
 寂しいけれど
 また会える
 仲間だから
 会いたくなったら
 会いに行けばいい
 待とうとするから
 駄目なんだ
 (後略)"


 こんな努力、素敵だと思いませんか?

 "別れの寂しさも確かにあるが、もう1つ、憶えておいてほしい。
 再会の喜びも確かにあるということを。"


 という言葉もあります。

 もう1つ、信じるという約束もしようと思います。

 そもそも信じるとはどういうことでしょうか。

 とある中世吟遊詩人の言葉を借りるならば、次のように定義されます。

 "君が誰かのことを思うとき、相手も君のことを思っている。それが信じるということさ"


 改めて、信じるという言葉の持つ意味を吟味し、先輩方をはじめとする周囲の人々を信じなおしてみようと思います。


 さて、僕は今、先輩方と話した陽射しに、先輩方と歩いた樹木に、先輩方と感じた風に、思いを馳せています。

 思い返せばあっという間で、それでも色濃く、鮮明で、懐かしいイメージが次々と溢れ出してきます。

 本当に楽しかった、ただそれだけです。

 最高の先輩方と、最高の先輩方と共に過ごした己とに、並々ならぬ矜持を抱いて、僕はもう1年、高校に残ります。


 先輩方、戻ってくる場所は用意しています。いつでも遊びに来て下さい。

 3年間、お疲れ様でした。

 心から、ありがとうございました。



 P.S. 僕たちが先輩たちを思うことで、先輩たちが幸せになることを願っています。

 大切なのは、そう、みんなが幸せになるイメージだから―――
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by kyubi-grakai | 2008-02-28 16:05 | 心の詩