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移転しました。これまで当ブログ"歌詠み狐の徒然日記"のご愛顧、ありがとうございました。


by kyubi-grakai
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狐の正体を知る


 皆様、こんばんは、あなただけの九尾狐です。


 今日は寒さも和らいで、比較的過ごしやすい気温でしたね。このまま暖かくなってくれればいいのですが、そうは問屋が卸しません。これからも寒い状態が続くのだと、当てにならない天気予報士が言ってました。

 そういえば、筆者の在籍している空手教室の先生は、結構な位に就いておられるその手の世界では有名なお方なのですが、非常な寒がりなのです。教室の生徒が、下着のシャツも着ずに必死で練習している中、先生だけはコートを羽織って指導しておられます。………妬んでもいいですか?

 で、その空手教室というのが某小学校の体育館を借りて使っているのですが、もうそろそろしたら卒業式の準備や何やらで使えなくなるんですね。普段ならその間は1ヶ月近くお休みなのですが、今年は場所を移して練習があります。というのも、最近廃校となった小学校があり、そこを使わせてもらえるというのです。

 その小学校の体育館は物置と化していて使用できない状況だそうですが、それなりに広い会議室があるそうで、そこで練習ができるそうです。そしてその先生は筆者に向かってこう言いました。
 「今度、練習が○○小学校の会議室になるねんけどな、そこの会議室、暖房があるらしいぞ

 ………そ、そうですか。良かったですね。そも、運動するときに暖房なんてつけないで下さいよ。只でさえ膨大な運動量で汗まみれになるのに、その上ヒーターだなんて暑さ我慢大会じゃないですか。

 しかし、嬉々として語る先生に、結局筆者は何も言えませんでした。………暫らく練習サボタージュしようかな。。



 本日は家に籠もって宿題の平定にかかっていました。先生が裏で仕組んでるんじゃないかと思うぐらい、宿題が一度に大量に押し寄せてきたのです。宿題がない時には全くないのに、ある時には考えるのも嫌になるぐらいに出されます。絶対に先生が裏で談合して、生徒を虐めていると当て推量をかましているのは筆者だけでしょうか?

 小論文(現代文課題)はもう片付けた。サクシード(数学問題集)は残り4ページ。古文必修ノート(古文問題集)は残り6ページ。その上にReaderとGrammarと古典の予習もある。昨日は音楽芸術祭で一日中外出していた。つまり上記の内容を今日一日でこなさねばならない。………うぉおぉおぉおぉおぉおぉおぉっ!!

 というわけで学習机に座って、ノート・教科書・問題集と睨み合いをして、シャープペンシルを右手に、不味い葬式茶を左手に携えて、脳みそをフル回転させていました。

 途中、何度も挫折し、ベッドに寝そべって読書に耽っていたら、片付くものも片付きませんでした。故に今日一日は………言うに及ばず。

 あ、昼食後にちょっとだけ買い物に行きました。デジカメの液晶保護シートと録音用MDを買いに家電量販店へ。レジで支払いを済ませると、サービス期間中ということでアクリルブランケットを頂きました。得した。得した。

 そんなこんなで今日は怠惰でグデグデの生活を送った阿呆狐でした。って今日に限らず週末は基本的にこんな生活だけど。見直さにゃならんのぅ。。



 先週、生徒会室で生徒会担当の先生と話をしていて、こんなことを言われました。
 『狐じゃなくて狸について調べてきてよー』(いや、実際はこんなんじゃなかった)

 という訳で狸についての情報をちょっぴりと狐についての情報を多量にお送りいたします。


 狸とは。

 イヌ科に属する哺乳動物の1種である。学名 Nyctereutes procyonoides。

 体長約 50-60 cm、体重3-10 kg。ずんぐりとした体つきで、足が短く、尾は太い。体色はふつう灰褐色で、目の周りや足は黒っぽくなっている。 日本には、北海道のエゾダヌキ N. p. albus と本州・四国・九州のホンドダヌキ N. p. viverrinus の2亜種が棲息する。エゾタヌキはホンドタヌキよりやや被毛が長く、四肢もやや長めである。

 日本の昔話では、「ぶんぶく茶釜」や「かちかち山」で、数多く登場する身近な動物である。

 タヌキは森林での生活に適応したイヌの仲間であり、胴長短足の体形など、原始的なイヌ科動物の特徴をよく残している。

 タヌキは夜行性で、番(つがい)になるとどちらかが死ぬまで、1夫1妻で行動する。雑食性で、ネズミ、カエル、鳥、魚、昆虫などの小動物のほか、果実など植物質のものも食べる。木に登って柿やビワのような果実を食べたり、人家近くで生ゴミを漁ったりすることもある。50ヘクタール程度の行動域をもつが、複数の個体の行動域が重複しているため、特に「なわばり」というものはもっていないようである。

 タヌキには、複数の個体が特定の場所に糞をする「ため糞(ふん)」という習性がある。1頭のタヌキの行動範囲の中には、約10か所のため糞場があり、1晩の餌場巡回で、そのうちの2、3か所を使う。ため糞場には、大きいところになると、直径50 cm、高さ20 cmもの糞が積もっているという。ため糞は、そのにおいによって、地域の個体同士の情報交換に役立っていると思われる。

 死んだふり、寝たふりをするという意味の「たぬき寝入り(擬死)」とよばれる言葉は、猟師が猟銃を撃った時にその銃声に驚いてタヌキは弾がかすりもいないのに気絶してしまい、猟師が獲物をしとめたと思って持ち去ろうと油断すると、タヌキは息を吹き返しそのまま逃げ去っていってしまうというタヌキの非常に臆病な性格からきている。

 冬眠の習性はないが、秋になると冬に備えて脂肪を蓄え、体重を50%ほども増加させる。積雪の多い寒冷地では、冬期に穴ごもりすることが多い。タヌキのずんぐりしたイメージは、冬毛の長い上毛による部分も大きく、夏毛のタヌキは意外にスマートである。

 タヌキは人家近くの里山でもたびたび見かけられ、日本では古くから親しまれてきた野生動物である。昔話やことわざにも登場するが、そのわりに、他の動物との識別は、必ずしも明確にはされてこなかった。 タヌキと最も混同されやすい動物はアナグマであり、「タヌキ」「ムジナ」「マミ」といった異称のうちのいずれが、タヌキやアナグマ、あるいはアナグマと同じイタチ科のテンやジャコウネコ科のハクビシンのような動物のうちのいずれを指すのかは、地方によっても細かく異なり、注意を要する。 たとえば、関東周辺の農村部には、今もタヌキを「ムジナ」と呼ぶ地域が多い。栃木県の一部では、「ムジナ」といえばタヌキを指し、逆に「タヌキ」の名がアナグマを指す。タヌキとアナグマを区別せず、一括して「ムジナ」と呼ぶ地域もある。タヌキの背には不明瞭な十字模様があるため、タヌキを「十字ムジナ」ということもある。………云々………。   (ふろーむ Wikipedia)


 ………ここまで全部読んだあなたは暇人である。九尾狐に関連させて、妖怪チックな部分だけ抜粋すると、

 鎌倉・室町時代の説話に登場するタヌキには、ときに人を食うこともあるおどろおどろしい化け物としてのイメージが強い。 御伽草子の「かちかち山」前半の凶悪なタヌキは、おばあさんを騙して殺し、さらにおじいさんを騙して「婆汁」を食わせるが、そのような中世のタヌキ・イメージの名残りを留めるものと見てよいだろう。(グロテスクだなぁ)

 タヌキは金の精霊であり、金は本来的に再生を意味する鉱物である。したがって、再生の精霊であることをも意味しているが、ネコと同様、死のシンボルとしての側面をももっていた。(縁起悪っ)

 タヌキの化けるという能力はキツネほどではないとされているが、これは化ける狸の多くが、古猫と同じく付喪神(つくもがみ)であるためである。(狐の勝ちじゃー)

 タヌキはよく僧侶に化ける。(ふーん)

 タヌキの調理法として、「たぬき汁」がよく知られている。(食べたくないです)

 タヌキの肉は非常に獣臭いため、そのままではとても食べられたものではない。(それならわざわざ食べようとしなければいいじゃん)


 他にも多くの情報がありましたが、後は各自で見ておいて下さい、それにしても流石Wikipediaだなぁ。。情報量が素晴らしい。


 続きまして九尾狐のお話。これは妖怪である九尾狐ついてだけ特記しますね。でないとまたまたとんでもないことになりそうですので。。

 筆者が知っていた九尾狐についての情報といえば、狐は100歳で尻尾が9本になり、200歳で火を吹けるようになり、1000歳を超えると人間に化けることができるようになる。ということだったのですが、いざ調べてみると諸説があるようです。例えば…、


 幻獣 九尾狐 (きゅうびのきつね)

 妖獣、神獣、二つの顔を持つ

 狐は50歳を過ぎて老齢になると人間に変化できるようになり、100歳では妖艶な美女や巫女などに好んで化ける。しばしば男の姿も借りて人間の女性と交わることもある。1000歳ともなれば、狐では最高の位となり、尻尾の数も9本に増え、黄金色に輝く体を持ち、赤ん坊のような声で鳴き、人を喰う

 人肉を喰う狐だが、逆にこの妖獣の肉を食べると、妖魔に騙されることがなくなり、呪いから身を守れるという。
 支那では九尾狐は、国を傾けさせる妖艶な美女として描かれている。神通力で絶世の美女に化け、殷(いん)の紂王(ちゅうおう)をたぶらかした九尾狐は、酒池肉林などで殷王朝が滅びるきっかけを作った。
 その後も、天竺の太子の夫人となったり、周の幽王の妃になったりして国を乱してきたが、遣唐使の船に忍び込み日本にやって来た。

 日本に来た九尾狐は、玉藻前(たまものまえ)という美女に姿を変えて鳥羽天皇陛下を惑わし、病気にしてしまう。しかし、体から発する青い光で正体を見破られ、陰陽師の神鏡で退散させられた。

 このように、マイナスのイメージの強い九尾狐だが、日本では神獣とされている。天皇陛下の徳が人や鳥獣にまで及ぶときに、九尾狐が出現する。9という数字は最大の数字で、それを体現している九尾狐は、まさに子孫繁栄の象徴であるといわれ、支那やインドと違って、悪い兆しとは思われていなかった。   (出展:刺青 日本の伝統芸術 「櫻虎至誠」  少々グロテスクなサイトなので、そのようなものがお嫌いな方は見ない方がよろしいと思います)


 というのが載ってあります。また、Wikipediaで調べてみると、


 九尾の狐(きゅうびのきつね)は、尻尾が9つ生えた狐の妖怪である。

 代表的な九尾の狐として、白面金毛九尾の狐が存在する。九尾の妖狐や九尾狐、単純に九尾と呼ぶこともある。狐の妖怪の中で最高位の存在であるとされる。

 紀元前2世紀から紀元3世紀頃にかけて中国で著された地理書『山海経』には実在とは思えぬ動植物の項が並んでいるが、その一書である南山経次一経の中に「有獣焉、其状如狐而九尾、其音如嬰児、能食人。食者不蠱。」とあるのが、九尾の狐に関する最初の記述と思われている。その後、中国の各王朝の史書に、九尾の狐はしばしば瑞獣としてその姿を見せる。

 日本において九尾の狐が知られるのは、「玉藻前」すなわち白面金毛九尾の狐に関する伝説が江戸時代に歌舞伎などの娯楽の題材としてよく採り上げられ広まったことによると見て間違いない。これによって日本では、九尾の狐と言えば玉藻前、玉藻前と言えば九尾の狐を指す代名詞となった。

 九尾の狐の姿は基本的に、狐に9つの尻尾が生えた状態だが、小説や漫画などの作品によって様々なバリエーションが存在する。たとえば姿が人間ではあるが腰のあたりから9つの尻尾が生えていたり、狐の魂などが結集したグロテスクな九尾の狐も存在する。


 やっぱり流石Wikipediaですね。



 結論:筆者はやっぱり狐の方が好きだ。


 今日の文章を一字一句飛ばさずに、ちゃんと読んだ方は素晴らしい方です。

 そうですねぇ。。もしこの文章を暗誦することができるようになったら、筆者はその方の言うことを何でも聞きます。もしできたら…ね。


 それでは今日はここまで。

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by kyubi-grakai | 2007-01-28 22:18 | 生態記録