変人の多きを知る
2006年 10月 14日
皆様こんばんは。
今日も今日とて九尾狐です。
八尾になったり十尾になったりはしません。九尾なんです。
どうでもいいこだわりですが…。
さて本日は昨日お伝えした通り、山へとバーベキューをしに行ってきました。
まぁ結構いろいろあったので順を追って説明していきますね。
まずはスーパーへと買出しです。
昨日も書いた通りたった2人で。10人分もの食材を。
流石にそれは辛いと思ったので、荷物持ち係として2人ほど登用しました。同じ班の人をね。
とりあえずスーパーの開店を待ちます。
待ってる間に担任と一緒に会話をしてました。
担任 「ハァァ~。面倒くさい」
筆者 「そんなこと言わないで下さいよ」
担任 「だって面倒くさいねんもん」(←と言いつつリュックからトングを取り出す)
筆者 「準備万端ヤル気満々じゃないですか!!」
本当に奇妙な先生です。何かいつも飄々としてるというか。。一言で言えば変人です。
ハッハッハ。この先生を変人1号としましょう。
開店と同時に買出し係の人々が店へ傾れ込みます。
まずは肉売り場。
実は前日の間に女子陣が肉を予約していてくれたのです。
筆者と違い、有能な人たちですね。素晴らしい。
ってなわけで肉は難なくゲット。
次は何を買おうかと独りでスーパー内を、カートを押し押し徘徊します。
そこをクラスの女子に目ざとく見つけられました。
女子A「あ、九尾くん。おはよう」(←微笑を含みながら)
筆者 「あ、おはよう」
女子A「何か九尾くんがそれを押してる姿、奇妙に様になってるなぁ」
筆者 「それはどういう風に受け止めればいいんだい?」
女子A「褒め言葉として受け取っておいて」
筆者 「わかった。ありがとう」
本日判明した事実:狐には買い物カートがよく似合う。
これから登校するときは買い物カートに教科書とかノートを詰め込んで登校しようかな。
嘘です。
色々と買ってるうちに時間が過ぎてしまい、スーパーを出たのが電車到着の7分前。
走りました。
4人で10人分の食料(約10kg)を抱きかかえて。
何とか電車には間に合いました。
えがったえがった。
次は山登りwith食材。
しかし今度は班の人たちと合流できたので7人で全ての荷物を分け分けします。
それでも山登りは辛い。
お爺ちゃん、若い人たちの体力には着いていけないよ。と一人でぼやいたら、すぐ目の前を歩いていた女子2人に、「九尾くん、普段とキャラが違う!!」と驚かれました。
これが本当の僕です!!
まぁ普段教室では猫や犬や白熊や獅子や水鶏etc...を被ってますから。ウフフフフ。
テクテクテクテクテクテクテクテクと歩いてるうちに、遭難。
「こ…ここどこだ?」 とか言いながら歩いてる間に標識が見えました。
『キャンプ場:0,9km』
………もうちょっとだ!!頑張れ!!
しかしその道は獣道も獣道。
道は狭いし階段はぼろいし蜂が大量に飛散してるし。。
早くこんな道を抜け出たいと思った筆者はハイスピードで歩きました。
一緒に遭難した3人を置いて、先に歩いて行きました。
途中、擦れ違う人に道を尋ねながら、何とかしてキャンプ場に到着。
筆者 「おら、焼きそばの麺の到着だ」
男子A「お、やっと来た。初の食材を持った人間だ」
筆者 「え?」
男子A「だって他の食材係、まだ来てへんねんもん」
筆者 「あぁ~。数人置き去りにしてきてしまった」
男子A「心配せんでもすぐに来るやろ」
ちゃんと来ましたよ?勿論。
しかし来てすぐの彼らの第一声には驚かされました。
男子B「あ、キノコになってなかった」
筆者 「ハァ!?」
男子B「いや、九尾がさっさと歩いて行ってしまって見えへんくなったから皆でキノコになったんちゃうかって話しててん」
筆者 「何でキノコやねん」
本日、筆者はキノコに変身できるということが判明しました。
それと同時に九尾狐キノコ化現象を定義づけた彼ら3人を変人2号~4号としましょう。
さて、いよいよ本番。
まずは野菜を斬ります。
これでもかというぐらい買ってきた野菜どもがどんどん惨殺されていきます。
適度な大きさに斬り終わった野菜は筆者の手に渡り、筆者がしっかりと水で濯いでいきます。
勿論、玉葱とかは洗いません。飽くまで人参やキャベツなどのみです。
そして炭火を熾し、網を敷き、ブツを乗っけます。
筆者は火の番をしていたので、焼けた素材は友人に口に放り込んでもらいました。
まるで介護中の老人だな。
そういえば何にも言わずに食べさせてもらっていたので、生焼けの椎茸とか水分が全部飛んでしまった薩摩芋とか所謂廃棄物を大量に食べさせられました。
あ、みんな、しっかりと火の通ってない豚肉を食べてなかった?
筆者はどれが何肉かなんて気にしないで食べてたから、ひょっとしたら食べちゃったかも。
ヤバイなぁ。。明日になってお腹壊さないかな。。ハハハw
そして最後は焼きそば。
この頃になると火力がだいぶん弱くなってきました。
段ボール箱などを放り込んで無理矢理火力をアップして、何とか完成。美味でした。
後片付けをしてからは自由行動。
しかし筆者の老骨にはこれ以上鞭を打てません。早々に山を下りました。
まだまだフリスビーやバレーボールをしてる人もいましたし、挙句の果てには大声で叫びながら『かごめかごめ』をしてる女子高生までもいました。しかも大音量で叫びながら。
あの人たち、明日声嗄れてるんじゃないかな。
山を下ってる最中、往路の道中で「九尾くん、普段とキャラが違う!!」と言った女子二人と遭遇。
談笑しながら下山してました。
下山中の出来事。
筆者は足元をのこのこと歩いてる螳螂を発見し、ふと立ち止まりました。
少女B「ん?九尾くん、どうしたん?」
筆者 「いや、現代社会ではお目に適うことをも困難な螳螂がおるから」
少女B「あ、ホンマや」
筆者 「こいつ、手に取って持ち上げたら『シャゲー』ってするかなぁ?」
少女B&C「アハハハハ、シャゲーやって。シャゲー」
大爆笑されました。何故笑う。
僕は普通のことを言っただけじゃないか。
そしてその後。
筆者 「あぁ。。テスト帰ってきて欲しくない」
少女B&C「シャゲー」
筆者 「数学Aと物理、出来なかった。。」
少女B&C「シャゲー」
筆者 「………」
少女B&C「シャゲー?」
よし、貴様らを変人5号&6号としてやろう。ありがたく思え。
彼女ら曰く、火曜日に学校で出逢ったら『シャゲーッ』と挨拶するそうです。予告されました。
歓迎してくれてありがとう。
それにしても今日一日で結構クラスに溶け込めたなぁ…。
実はちょっと嬉しかったりする。
あんなに変人が多いとも思ってなかったし。
まぁ担任だけは前から変だ奇妙だと思ってましたが。
2年生は今日、帰ってこられたんですね。『お帰りなさいませ、ご主人様方☆♪★』。
火曜日にお土産話を聞くのを楽しみにしてますね。
とりあえず日曜日と月曜日でゆっくりと身体を休めて下さい。お疲れ様でした。
☆彡
by kyubi-grakai
| 2006-10-14 22:12
| 生態記録